歯の代わり

インプラントは自分の天然歯と比べて劣る点がある


インプラントをすれば、天然歯と同じように違和感なく使うことができるため、ほとんど天然歯と同じだと言われることもあります。
噛み合わせなども整えていますし、見た目も自然な歯と同じように作られていますので、自分の歯のように物を食べることができるのですが、天然歯とは違う部分があります。
では、天然歯とインプラントにはどのような違いがあるのか紹介していきましょう。

●インプラントと天然歯の違い

・歯根膜の有無
歯根膜というのは、噛んだ時にクッションの役目をしています。
インプラントには、歯根膜がありませんので、噛んだ時にかかる負担は天然歯に比べると大きくなります。
あまりに硬い物を強く噛んでしまうなどを繰り返してしまうと、大きな負担をかけてしまう恐れがありますので、インプラントにはあまり強い負担をかけないようにしましょう。

それから、歯根膜には知覚神経があることから、ある程度の負担がかかった時には無意識にそれを回避することができますが、インプラントは知覚神経がありません。
ですので、回避することができません。
このような違いがありますので、食べ物などを食べる時には極力負担がかからない物を選んだり、インプラントがある歯には負担を与えないようにするなどの方法を利用してください。

・垂直的な繊維の有無
天然歯は歯根膜に対して垂直な繊維がありますので、炎症が起こりにくかったり、繊維がはがれにくいなどの特徴があります。
一方、インプラントは繊維が水平になっていることから、繊維がはがれやすくなり、炎症がおこりやすくなります。
つまり、インプラントは天然歯に比べるとトラブルが起こりやすいということになります。

・血液供給
天然歯は血液供給ができますので、歯周ポケットの中には細菌が入ってきたとしても、それを排除することができます。
そうすることにより、炎症を起こしにくくなり、健康的な状態を維持することができるのです。
ですが、インプラントは血液供給がしっかりできていないことから、炎症を起こしやすくなっています。
しかも、炎症を起こしてしまうと天然はよりも早く進行してしまうなどの特徴もあります。